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エックス線

こんにちは。田町スクエア歯科・矯正歯科スタッフです。

当院でのエックス線装置についてご紹介します。

 

 

まず、エックス線撮影はレントゲン撮影とも呼ばれています。

エックス線を撮影したい部位に照射し、物質を透過したエックス線を可視化することで内部の状態を見ることができる画像検査法の一種です。

 

医療の分野だけでなく、空港の手荷物検査や構造物が壊れていないか等の検査にも利用されています。

 

基本的にエックス線は、硬いものが白色に軟らかいものは黒色に写るので銀歯などの金属は真っ白に写ります。

虫歯は歯質が軟らかくなっているため黒く写ります。

※歯科用エックス線の種類と目的

 

①パノラマエックス線

初診時はまずこちらのエックス線を撮影して、お口の中の全体像を把握するのに使います。

 

 

②デンタルエックス線

パノラマよりも小さく精密な画像が撮影できます。

パノラマではわかりにくい小さな虫歯や、歯を支えている骨の状態がより詳しくわかります。

 

 

③歯科用CT

日本語にすると「コンピューター断層撮影」といいます。

パノラマやデンタルでは平面的な画像のため、前後に重なった部分は重なったまま写っています。これをCTで撮影すると3次元的に見ることができるため、前後の距離感も確認することができます。

 

※エックス線って怖いもの?!

エックス線は放射線の一種です。

放射線というと「なんとなく怖い」「身体に悪影響がありそう」と、悪いイメージを持つ方も多いと思います。「他の病院でも撮影したけど、大丈夫?」「身体に害はないの?」と聞かれることがあります。

 

 

放射線は自然界にもともと存在しています。

この放射線を自然放射線と呼び、日本では年間平均約2.1mSvとされています。

 

普通に暮らしているだけでだれでも被曝しているということになります。

では、歯科のエックス線撮影時の被曝量はどのくらいでしょうか?

いちばんエックス線量の大きい歯科用CTで、0.089mSv パノラマフイルム撮影の約2枚分です。医科用CT(頭部)撮影の約25分の1です。と、なっています。

 

デンタルの被曝量→0.01mSv

パノラマの被曝量→0.03mSv

東京ーニューヨーク間を飛行機で往復した際の被曝量は0.2mSvだそうです。

 

飛行機に乗って放射線被曝による影響を受けたということは聞いたことがないと思います。

また、人体に悪影響が及ぶのは約100mSvといわれています。

 

 

また、エックス線装置の置いてあるエックス線室と呼ばれる部屋にも工夫があります。

エックス線室の壁や天井、ドアも鉛板で囲われていて放射線を遮断することができます。

 

 

エックス線照射のボタンを押しているあいだだけ放射線がでる仕組みになっています。

つまり、照射ボタンを押さない限りはふつうのお部屋とおなじです。

 

 

歯と歯の間の虫歯や親知らずの位置関係など、エックス線写真は治療にとってとても大切なものです。そして安全なものです。

安心して治療をうけてくださいね♪