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テトラサイクリン歯
こんにちは、田町スクエア歯科・矯正歯科スタッフです。
先日までのホワイトニングキャンペーンでは、初めてオフィスホワイトニングを体験されたかたも多く、何回か通ってくださったかたもいらっしゃいました。
皆様、ありがとうございました♪
「歯を白くしたい」という方の中には、生まれつきの歯の色がグレー、茶色といった変色を起こしていたり横縞模様がある方もいます。
これは、幼少期に服用した抗生物質(テトラサイクリン系)の影響によって、
歯の色が変わってしまう現象です。
原因となる抗生物質の名前から、【テトラサイクリン歯】と総称されます。
テトラサイクリン歯には虫歯になりやすいなどの影響はありませんが、変色の程度によっては見た目に大きな影響を与えてしまいます。
※テトラサイクリン歯ってなんだろう?
幼少期に服用したテトラサイクリン系抗生物質の影響により
歯の色が変わってしまう現象で、その薬剤の名前から【テトラサイクリン歯】と呼ばれています。
子供が風邪をひいた際に処方されるシロップにこの抗生物質が含まれていたことから、以前の日本ではかなり多くのテトラサイクリン歯がみられました。
永久歯が作られはじめる0~6才の時期にこの抗生物質を服用すると、
骨や歯の象牙質に着色を起こすことがしられるようになりました。
現在は妊婦や子供への使用は控えるのが一般的です。
0~3才までの服用では、前歯の先端から真ん中にかけて、3才~6才頃であれば、真ん中から根本というように服用した時期によって変色の位置が変わります。
テトラサイクリン歯は紫外線を浴びることにより出現する傾向にあるため、
生えてきたばかりの永久歯ではほぼわからず、成長とともに色が濃くなってきます。
※テトラサイクリン歯の分類
テトラサイクリン歯は変色のレベルにより、4種類に分類されます。
・淡い黄色、褐色、灰色で歯全体が着色している。
縞模様はない。
・歯全体が着色していて、上記よりも全体的に色が濃い。
縞模様はない。
・濃い灰色、青みがかった灰色をしている。
縞模様がある。
・全体的に濃い着色が強くみられ、縞模様もある。
比較的軽度なもの(黄色味が強い変色)は、オフィスホワイトニングによる改善が見込めます。
ご自宅で行うホームホワイトニングを継続することにより、目立たなくすることもできますが、少しお 時間と根気が必要になります。
お悩みのかた、ご相談くださいね♪