コラムCOLUMN
歯の歯石①
こんにちは。田町スクエア歯科・矯正歯科スタッフです。
定期的に歯科医院に来院し、クリーニングを行うかたがとても増えてきたと感じています。
「歯石がついてますね」といわれた経験があるかたもたくさんいらっしゃると思います。
歯石ってなんでしょう?
なんとなくイメージ良くないものですよね・・・。
そもそも歯石とは、古くなったプラーク(歯垢)が唾液中のカルシウムと結合して石灰化することでできる沈着物です。
この古くなったプラークとは、磨き残しによって歯に長時間停滞したプラークのことです。
では、プラークってなんでしょう?
磨き残しに付着した細菌のかたまりで、白くねばねばしています。
プラークには虫歯菌や歯周病菌などいろいろな菌が生息しています。
酸性になって歯を溶かしたり(虫歯菌)、動脈硬化や心筋梗塞の原因(歯周病菌)になったりします。
プラークは水に溶けにくいため、歯ブラシや歯間ブラシでなければ除去することができません。
さらに、いつから歯石になるのでしょう?
歯石の始まりはプラークです。
プラークは、磨き残した食べかすに細菌が付着し増殖することで形成されます。
食後から約8~24時間といわれています。
こうやってできたプラークはだいたい2日くらいで石灰化が始まり、そこから約2週間のあいだに歯石になるといわれています。
歯石になってしまったら歯磨きでは除去できないため、歯科医院での除去、クリーニングが必要となります。
どのくらいの頻度で歯石除去を行えば良いでしょう?
お口のなかの状態によってもかわります。
(痛くなくても気になることがなくっても、来ていいですか?)とおっしゃるかたがたまにいらっしゃいます。もちろん大歓迎です♪
ぜひ定期健診の習慣をつけてくださいね。