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<当院導入のiTero element 5Dについて>

こんにちは。田町スクエア歯科・矯正歯科の中川です。

今回は前回に引き続き、当院の導入設備についてお話させて頂きたいと思います。

 

今回は口腔内スキャナーのiTero element 5Dのご紹介です。

口腔内スキャナーといっても聞きなれないかもしれません。

口腔内スキャナーの歯科医院での導入率はまだまだ5%と言われています。

今まで歯医者さんで歯型を取る際に、粘土のような材料を用いて型を取られた経験がある方は多いと思います。

とれた歯型に石膏を流して、模型を製作し、その模型に合わせて詰め物や、被せもの、マウスピースなどを作成していました。

歯型を取る際、特に嘔吐反射がある方は毎回苦しい思いをされていたと思います。

 

また型取りに使用する材料は、気泡が入ったり、変形を起こすこともあります。

歯型はしっかり精密にとれていたとしても、模型をつくるために石膏を流す際、気泡が入ったり、破損したりするリスクがあります。

石膏自体も固まる際に、多少の膨張や収縮を起こしてしまいますので完璧に歯を再現することが困難です。

 

歯にしっかりフィットした修復物を作成するために、今まではより変形の少ない材料を変えたり、真空状態で練和し、気泡がなるべく混入しないようにして歯型を作成してきました。

しかしどれだけ気を使っても材料の性質上、実際の歯と模型の歯との間に、多少の誤差が生まれてしまうのが現状でした。

 

このような従来の型取りの欠点を少なくするために口腔内スキャナーがあります。

口腔内スキャナーの利点として

 

1)型取りの際に違和感が少なく、短時間でデータの採取が可能である。

 

2)データをクラウド上で修復物を制作する歯科技工所に送信できるため、技工物の納期を短縮できる。

 

3)採取した歯型のデータは変形も破損もないため、より高精細な歯型が作成できる。

 

4)データから歯型を作成する際、石膏を使用しないため膨張収縮がなく、より精度の高い修復物を作成できる。

 

などがあります。

今まで嘔吐反射が大きく、しっかり歯型を取れなかった方でも、違和感少なく短時間で型どりが終了し精密な修復物の作成が可能です。

修復物も短期間で完成しますので、仮歯の期間も短くできます。

詰め物や被せものが、歯にしっかりフィットしていないと微細な隙間から細菌が流入し、虫歯や修復物の脱離につながってしまいます。

 

口腔内スキャナーを用いることで、より高精度な詰め物や、被せもの、マウスピース矯正に使用するマウスピースの作成を行えるようになりました。

口腔内スキャナーを使用した修復物の作成やマウスピース矯正をお考えの方はお気軽に田町スクエア歯科・矯正歯科スタッフにご相談ください。