コラムCOLUMN
ウォーキングブリーチについて
こんにちは!田町スクエア歯科・矯正歯科スタッフです🦷
今回は歯の神経を除去している歯が変色した場合に行うホワイトニングについてお話いたします🤗
みなさんのお口の中には「失活歯」はありますか?
「失活歯」というのは歯の神経が死んでしまっている、または治療によって神経を取り除いた歯のことです。「失活歯」になる主な原因は外傷や大きな虫歯です。転んだ時に歯を強く打ってしまい歯の神経が死んでしまった、または虫歯が神経まで進行(c3)していて神経を抜く治療をした…などがあります🥹
失活歯がなぜ変色を起こすのかを簡単に説明すると、神経が機能を失ったことにより徐々に内部の組織が変色していきその変色が表面にも現れていくということです😣
一本だけグレーっぽい色をしているのが気になりますね😭
このような歯がある方は失活歯を漂白する治療(ウォーキングブリーチ)をおすすめします!
失活歯の変色は歯の内部に原因があるため、薬剤(過酸化水素)を使用して歯の内側から漂白します。
過去に虫歯などが原因で神経をとる処置(抜髄処置、根管治療)を受けたことがある失活歯は裏側(前歯の場合)や噛む面(奥歯の場合)に穴を開けて神経の治療をし、最終的に被せものをすることが多いです。
しかし前歯などすぐには変色がおきませんし、なるべく歯を温存するため、歯医者さんによっては詰め物で穴を封鎖するだけで治療を終わらせることもあります。
そういった歯は時間がたつにつれ、徐々に色が変色し目立つようになってきます。
ウォーキングブリーチはその最終的な詰め物を取り除き、神経の治療の際に歯の内部に入れた薬剤を取り除いてホワイトニング剤を入れます。
1~2週間ごとに内部の薬剤を交換していき、周りの歯に馴染むくらいの色調になるまで数回繰り返します。十分な白さになりましたら内部の薬剤を完全に取り除き、穴をプラスチックの材料で封鎖して治療が完了します🫡
この治療は痛みも歯を削ることもありません👍
失活歯の変色は歯の内部に原因があるため、内側から原因を取り除いて白くします。外側から白くするオフィスホワイトニングやホームホワイトニングよりもホワイトニング効果が高いことが特徴でありメリットです😳
失活歯の変色が気になっている方はいつでもご相談くださいね🦷💫