コラムCOLUMN
「ぽかん口」の治し方
こんにちは!田町スクエア歯科・矯正歯科スタッフです🤗
みなさん「ぽかん口」という言葉を聞いたことがありますか?
無意識にお口がぽか~んと開いていることを指します😧
専門的な言葉に言い換えると「口唇閉鎖不全症」と言い、近年多くのメディアが取り上げておりじわじわと話題になっております😳
このお口がぽかんと開いている状態は口呼吸予備軍と呼ばれており、口呼吸は歯列不正や顎顔面の成長発育へ悪影響を及ぼすと考えられています😣
さらには、全身疾患とも関連性があると言われています!!!
では、実際に「ぽかん口」はどのような悪影響があるのか、、。🤔
全身的なことでは
・扁桃腺の腫れ
・アレルギー性鼻炎
・集中力低下
・いびきをかきやすくなる
・睡眠時無呼吸症候群 などなど、、。
お口に関しては
・虫歯になりやすくなる
・歯ぐきが腫れやすくなる
・口臭が発生しやすくなる
・出っ歯、または受け口になりやすくなる などなど、、。
他には「アデノイド顔貌」の原因にもなってしまうのです。
アデノイド顔貌は「口元が前に出ている」「二重顎になりやすい」「顎と首の境目がわかりにくい」「丸びを帯びた顔になる」といった特徴が現れます。
口呼吸ってデメリットだらけですね、、。🥺
大人でも「ぽかん口」の方はいらっしゃるのですが、お子さんのほうが「ぽかん口」の割合は多いです。
ではどのくらいのお子さんが「ぽかん口」なのかと言いますと、3歳では2割弱なのですが12歳では約4割のお子さんがぽかん口状態なのです😣🌀
ですが、中学生頃になると周りの目が気になりだすのか段々割合が減っていきます😳
口呼吸は癖になってしまうとなかなか治すのが難しくなってしまうので早めに対策をしましょう!
改善するには、一般的に「ボタンプル法」を行います🤗
これは口の周りの筋肉を鍛えてお口を閉じやすくするエクササイズです。
ボタンの穴に糸やフロスを通してお子さんにボタンを咥えてもらい、糸を引っ張るという方法です🧵
この方法は大体3~6才では結果が出やすいですが、7才以上になると筋肉の発達の問題で結果が出るのに時間がかかると言われていますので早めにエクササイズを始めてみましょう
寝る前に口テープを貼って寝ると寝ている間も口呼吸を防止できます!
お子さんに常にお口チャックもしてもらうようお伝えしましょう🫡✨