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二次カリエス
こんにちは!田町スクエア歯科・矯正歯科スタッフです🫡
今回は二次う蝕についてお話いたします!
まず「二次う蝕」という言葉を皆さんは聞いたことがありますか?
聞き慣れない言葉ですよね🤔
二次う蝕というのは虫歯治療を行った歯が再びむし歯(う蝕)になることを指します!
二次う蝕は詰め物や被せ物の下で発生するので隠れて見えないことが多く発見が遅れやすいです😥
過去に治療を行ったことがある事により、エナメル質や象牙質を削った部分で発生するむし歯なので進行が速いのが特徴です。
発見しづらく進行が早いむし歯と聞くと怖いですよね😖
また、二次う蝕になると再び治療が必要になります。
むし歯になってしまっている部分を削らないといけないのですが、一度削った部分を削ることになるため治療範囲が広くなり、歯への負担が大きくなります。
治療を行った歯でもケアが大事です!日々のケアを丁寧に行い二次う蝕を予防しましょう
二次う蝕になりやすい方の特徴があります。
①銀歯を入れている方
銀は熱が加わると膨張し、冷えると収縮するため変形します。この変形により徐々に段差やすき間ができ、汚れが溜まりやすくなってしまうため二次う蝕が発生しやすいです。
また、銀色なので詰め物や被せ物の下が見えないことにより二次う蝕の発見が遅れます。
②口腔ケアが不十分な方
口腔ケアが不十分だと汚れが溜まってしまいますので虫歯になってしまいます。
歯ブラシだけでなくフロスや歯間ブラシなどの補助用具を併用して丁寧にケアしましょう。
③歯科医院での定期検診、クリーニングを受けていない方
3か月に1回は定期検診、クリーニングを受けましょう。
痛みのないむし歯もあるので自覚症状がないままむし歯が進行することがあります。
定期的に検診を受けることにより二次う蝕の早期発見、早期治療につながります。
また、歯石や古い汚れは専用の器具でしか除去できないため歯科医院でのプロフェッショナルケアを受ける必要があります。
④歯の並びが複雑な方
歯の並びが複雑だと歯ブラシを当てづらい部分が出てくるため一度治療した部分(詰め物や被せ物の周りなど)のケアが難しくなることがあります。
⑤生活習慣が乱れている方
ついダラダラ食いをしてしまうことが多い方や甘いものが好きな方、歯磨きをさぼってしまうことがある方などは二次う蝕に限定せずむし歯になりやすいです。
上記の特徴に当てはまる方は二次う蝕になりやすいため気を付けていきましょう!
次回は二次う蝕の予防についてお話いたします🫡